中医協総会(2019年7月24日)①

 下記問題が議論されているようです。

1、地域医療構想と診療報酬との関係をどうするか?

点数による誘導(必要病床数へなかなか移行していかない)をするかしないか。

今のところは積極的な点数による誘導はないようです。

2、紹介状なし患者の特別負担

大病院の定義が400床以上になり、特別負担が義務となりましたが、200〜399床の病院では、義務ではないが徴収が可能という状況のなか、9割程度が徴収しているという状況のようです。

これが300床まで可能になるか、200床以上になるか注目です。

3、産科医の負担軽減

※人員配置が不十分ながら救急医療を提供する医療機関の評価を検討

※ハイリスク妊産婦指導料の対象について、精神疾患患者のほかに糖尿病も対象とすべきか

※妊婦加算(負担部分だけが注目されてしまいましたが、元々産科医以外の先生方も妊婦を診て頂き、産科医の負担を軽減するという趣旨があったはずです)の議論

 

 

 

 

療養病棟

 医療区分3の患者における要件項目で1番多いのは中心静脈栄養が圧倒的に多い(50%以上)という事ですが、胃瘻に抵抗のある患者が多いという面と、中心静脈栄養を実施すると医療区分3となる事から経営的な事で多いのではという事が指摘されているそうです。

 また3カ月継続して中心静脈栄養を施している患者が約75%いて、感染症の事を考えると経管栄養や経腸栄養を検討すべきでは、という指摘も出ているそうです。

  病院経営は自分で価格を決められない以上医療政策が導くしかないのでしょうが、財源の問題もあり、人口構造の急激な変化もあり、今後どのようになっていくのでしょう。

医師の応召義務について

 2019年7月18日の社会保障審議会・医療部会において厚生労働省から報告があったようです。

 

以前から医師の応召義務に関しては不思議だなと思う事もありましたし、未払い患者さんに困っている医療機関も多いのではないでしょうか?

 

応召義務の解釈によっては、働き方改革に相反する方向に向かってしまいます。

患者さんの求めがあった際には常に対応しなければならないなら休む間などない、という事だと思います。

内容としては、病状によってわけているようです。

<症状が深刻な救急患者のケース>

●診療時間内・勤務時間内

診療が可能である場合に、診療しないことは不法行為と判断される可能性が高い

●診療時間外・勤務時間外

医の倫理上、応急的に必要な処置をとるべきだが、診療しないことは、原則として公法上・私法上の責任に問われることはないと考えられる。

<症状が安定していて救急対応が不要なケース>

●診療時間内・勤務時間内

原則は医療を提供する必要があるが、諸般の事情や医療機関・医師の信頼関係も考慮して緩やかに解釈される

●診療時間外・勤務時間外

診療しない事に問題はない。他の診察可能な医療機関の紹介が望ましい。

<患者さんの迷惑行為>

患者さんとの信頼関係が喪失している場合は新たな診療を行わないことあ正当化される。

<医療費不払い>

●以前に医療費の不払いがあっただけでは、診療しない事の正当化にはならない。

●保険未加入など医療費の支払い能力が不確定という理由だけで、診療しない事は正当化されない。

自由診療において支払能力を有しない患者を診療しない事は正当化される。

保険診療において、自己負担分の未払いが重なっている場合には(悪意のある未払い)に推定される場合もある。

 

働き方改革モンスターペイシェント対策・未収金対策は医療機関として非常に大きな問題だと思われます。

具体的に定まれば、対応がしやすくなるのではないかと思いました。

 

介護医療院の現状

2019年7月現在の介護医療院の現状は下記のようで、課題が多く進みが遅いようです。

 

●2018年3月末で150施設・1万28床(1番多いのは平成31年3月末では北海道)

<問題点>

自治体の審査手続きが膨大で転換認可が難しい

 対策⇨手続きの簡略化・移行定着支援加算の延長(現在は1年間で、2021年3月末までの転換の完了が必要)

介護保険料の高騰の可能性がある事から市町村が拒否している。(現在は市町村か特別区が保険者な為)

対策⇨医療から介護への転換は将来的に給付費の適正化につながる事を厚労省が広める 。

介護保険者の都道府県化。

 

このままだと移行定着支援加算を1年分もらうには2020年3月31日までに転換が完了していなければならないという事でしょうか?

現行でも手続きが大変という事ですから皆がかけこみで集中してしまったらどうなるのでしょうか?

制度や流れをかえるというのは本当に大変なのですね。

 

 

 

夜勤や交代勤務

 看護職の夜勤・交代勤務は患者の為には必須な事となりますが、従業員の方々には大きな負荷となっています。

 

 従業員の負担軽減の為に

 従業員を増やすと事業主の負担が大。そこで厚労省の「時間外労働等改善助成金」を利用したいところですが、

 現状対象を医療機関にあてはめると概ね100床未満になってしまうという事で(病院の4割弱)、これを常時雇用する労働者数が300人以下に拡大すると200床未満の病院が助成の対象になるという事です。これにより全病院の8割強がカバー。

 これからますます高齢者が増え医療機関が忙しくなることを考えると必須の事のように思えます。

 

 働き方改革医療機関に限らずどこもギリギリの人数で業務をまわしているなか、助成などの助けがないとなかなか厳しい状況だと思います。人工知能やロボットの活用による劇的な生産性の向上により働く場所がなくなるのも困るけど。

カメラ機材

2017年も最終日になりました。

今年はいろいろと変化の多い年でいつにも増して早く一年が経過していきました。

 

以前よりα99を利用してきましたが、機材を一新しましたので記載しておきます。

(α99に不満はなかったのですが、子供が産まれて持ち運びが厳しくなりました)

現在は

カメラ

α6300、α6500、RX100m3

レンズ

SELP18105G、SEL1018、SEL50F18、SEL24F18Z

を主に使用しています。

二台持ち出してもα99一台より楽な気がします。

画質はフルサイズの方が良いのかもしれませんが、自分にはあまり分かりませんし

、いろいろな画角で撮れる方がカメラを持ち出す利点になると思いますので、現在

の体制がとても気に入っています。

昼はSELP18105G、SEL1018の二台体制

夜はSEL50F18、SEL24F18Zの二台体制にしたりしています。

 

α6300とα6500では6500の方が手振れ補正が付いていてSEL24F18Zを使うには必須

になりますが、重さの関係からα6300を持ち出す事も多くどちらも活躍しています。

※Aマウントは売却してしまいましたがストロボは現在も使用しています。

その他にはジンバルを購入しておりましてBeholder MS1を使っています。

今はいろいろなメーカーがジンバルを発売していますが、私が購入した当時はあまり選択肢がなく大きさを重視してMS1を購入しました。 

1年位使用していますが問題もなく充電ももちますしとても気に入っています。

 

どの機材も購入してから日がたつものばかりですが、どれも気に入っていて最近は他の機材が欲しくなったりもなくなりました。

あとは使うのみで、子供の成長記録を撮っていきたいと思います。

 

 

 

FLOWERS BY NAKED

 主に自分の日記として始めたブログですが、1月からスタートしてたいして更新しないままあっという間に3月になってしまいました。1月には初めて東京スカイツリーに行き、前日に日本橋三井ホールで開催されているFLOWERS BY NAKEDを観てきました。

「五感で楽しむ、日本橋発の体験型イベント」

flowersbynaked.com

 

 

動画と写真撮ってきました。


FLOWERS BY NAKED